花粉症、にきび漢方治療

漢方薬をのみ忘れても、２回分は飲まないでください。飲み忘れをすぐ気づいた場合は、食後になったとしてものんで構いません。しかし、飲む時間からだいぶたっている場合は、飲み忘れた分はのむのをやめて、次回から正しい時間を守ってのんでください。決して漢方薬は、次の回に２回分のんだりしてはいけません。

漢方薬を溶かしたまま飲み忘れたら、次回に飲みましょう。漢方薬を飲もうと、白湯に溶かしたままのむのを忘れた場合は、すぐであれば、気づいたときにのんでください。溶かしたその日のうちであれば、次の回に飲んでください。

夏場などはいたみやすいので、溶かした漢方薬は、ラップで密封して冷蔵庫に入れ、飲む直前に電子レンジで温めてのむとよいでしょう。

勝手な素人判断はやめましょう。具合（体調）がよくなると、漢方薬を飲み忘れや勝手な中止も多くなります。症状や体調はこまめに医師に報告して、判断をあおいでください。いくつもの成分の入っている漢方薬は、一つの症状だけでなく、そのほかの症状の悪化を防ぐためなどにも、薬が出されていることがありますので、素人判断はやめましょう。

また、子供やお年寄りなどで、漢方薬の一回の飲む量が一包未満である場合は、残った漢方薬の包装の切り口をしっかりと折ってセロテープなどでとめ、湿気を避けて冷暗所に保管してください。